悪夢自慢 No.01『B-29の爆撃』

この夢は高校時代、寒い冬の夜に見た悪夢だ。
夢の中の時代は、おそらく第二次世界大戦末期。
なぜわかるのかというと、俺が東京の廃墟の中でB-29の爆撃を避けるために逃げ回っている夢だったからだ。

夢の中の俺は、なぜか幼稚園児だった。
「何でいきなり爆撃されなきゃいかんのだ!」
とりあえず文句をいいつつも必死で走って逃げる俺。
なぜか俺以外の人間は全く存在しない。
すでに周りの建物は火に包まれ、気温は50度じゃきかないだろう。
熱い…熱い…熱い…
必死で逃げ回っていた俺だが、なぜか今は幼稚園児の俺。
ついに体力の限界が来た。
「もうだめなのか…俺は死ぬのか?」

その時だった。
絶望した俺の前にいきなり大きな鋼鉄の壁が現れた。
そしてその上から一人の女性が手招きしていた。
俺は本能的にその壁を超えれば安全地帯なんだと考えて、必死にその壁を乗り越えようとした。
しかし壁は高く、女性がのばしてくれている手にさえ、ジャンプしてもなかなか届かない。
そんな事をしているうちにB-29が迫ってくる。
「俺は逃げるんだ!」
気合を込めて飛び上がるとやっと女性の手に届く。
「やった!これで助かる」
希望を掴み取り笑顔になった俺。
しかしその瞬間、やさしく微笑んでいた女性の顔が
醜く歪み、凶悪な笑みを浮かべる。
そして……
女性の腕が肩からすっぽりと抜けた。
「なに!?」
女性の手を握ったまま俺は地面に落ちる。
そしてその瞬間、女性の手が大爆発し、俺の首から下にあった肉体は全て砕け散った。
そして首だけになって動けない俺の頭上に、
B-29からの爆弾が落下してきて二度目の大爆発!! 絶叫!!!
そこで目が覚めた。
とてつもなく痛く苦しい夢だった。

麗夢さんにお願いしたいです。もうこんな夢を見なくてすむように守ってください。

チンギスさん


悪夢自慢 No.02『シリーズ物の悪夢達』

初投稿します。
最近、一晩で、立て続けに観た。シリーズ物の、悪夢です。

No.1
 夜の田舎道で、車の助手席に乗っていると、無燈火運転だった。

No.2
 路肩からはみ出した。

No.3
 断崖絶壁の山道のカーブで、ガードレールを突き破って、ダイブした時、とっさに運転席を視ると、運転手は、居眠り中!!
地面が近づく中、「お父さんお母さんごめんなさい!!」と叫んで、目が覚めた。
その時思いましたよ、「死ぬ寸前に過去のことが走馬燈のように想い出される。なんて事は、無いんじゃないかなーーーて。」

 リアルな夢は、怖いので、イヤですねー

TETSUYA.KAWADAさん



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